2020アメリカ大統領選 観察日記(期間限定)

「ヒラリー・クリントン観察日記」を一時的にタイトル変更してお届けします。

【2020アメリカ大統領選】RBGの遺言「私の後任人事は新しい大統領に」

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© 2008 Studio Ghibli・NDHDMT

さあ、みんなで投票にまいりましょう。 

                       #ジブリに学ぶアメリカ大統領選

スタジオジブリの太っ腹に感謝して、ひと言捧げたところで。

 

さて、前回の続きです。

 

ギンズバーグ判事は亡くなる数日前に孫娘に声明を口述していた。その中で判事は、

「新しい大統領が就任するまで、私の後任人事が行われないよう、激しく切望しています」

と述べたという。 BBC.com

このことについて、調べてみたいと思います。

 

合衆国最高裁判所の判事について、wikipwdiaによりますと定員は9人。

定年はなく、亡くなった際には、大統領が新しい判事を決める

ことになっています。

 

なるほどですね!

 

この遺言は、RBGが今回の大統領選で

民主党の勝利へ夢を託した結果なのですね。

では、現状の判事について、把握しましょう。

 

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wikipediaより

指名した大統領をみるとわかります。

判断傾向を保守寄り、リベラル寄りと考えると、

共和党大統領から指名された判事(保守寄り) 5名

民主党大統領から指名された判事(リベラル寄り)3名

 

RBGがいま亡くなり、すぐにトランプが任命するとなると、当然保守寄りの判事を選びます。となると・・・

 

保守寄り:リベラル寄り=6:3となってしまう。

民主党にとって、これはえらいこっちゃです。

 

しかし、どうやらトランプは26日に後任人事を行うようです。

当たり前ですね。

 

news.yahoo.co.jp

 

上の記事にもありますが、現在上院では共和党53議席民主党47議席

共和党議員のうち2人が大統領選前の承認採決に反対していても共和党優勢です。

 

しかし、注目すべきは

トランプ氏に批判的な立場で知られ、造反する可能性があるとみられた共和党ミット・ロムニー(Mitt Romney)議員は22日に沈黙を破り、承認手続きを実施するべきだとの考えを示した

これなんですよ。

 

トランプ大嫌いなロムニーも、政治信条のためなら、

トランプのやることに反対できない。

 

今回の大統領選で、ミドリーが遠く日本から

「モヤモヤ」していることは、ここなんです。

 

実は、RBGの訃報が入ってくる前に下書きをしていた記事がふたつあります。

修正を加えて、次回、投稿しまっす!