2020アメリカ大統領選 観察日記(期間限定)

「ヒラリー・クリントン観察日記」を一時的にタイトル変更してお届けします。

【2020大統領選】リンカーンプロジェクトとは【モヤる】

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2019年12月のことですが、トランプの身内から強力な「反トランプ派」が誕生しています。

トランプ政権を批判する動画を配信し、動画再生回数はひと月で10億回。

ツイッターのフォロワーは200万人を超えているそうなんですが、

リンカーン・プロジェクト」

って言うんですって。*ニュースは下記に

 

第16代大統領エイブラハム・リンカーンは、アメリカを分断から救った大統領。かたやトランプはアメリカに分断をもたらした大統領(ともに共和党)。

メイク・共和党・グレイト・アゲイン!

ということでしょうか。

 

プロジェクトの顧問は6人。うち1人は2016年トランプの選対本部長だったケリーアンコンウェイ上級顧問のご主人ジョージ・コンウェイ氏。

ケリーアンさんは8月末に上級顧問を辞任しているのですよ。

まんま、アメリカのドラマじゃないですか!

 

 

民主党大会に、コリン・パウエル国務長官もサプライズで登場しましたし、トランプに近い人、トランプの情報を近くでキャッチできる人ほど、トランプから離れているのは事実だし。。。。だから、トランプ一族の絆はより強まってるっていう、ね。

 

それにしても、ネーミングがかっこいい!

リンカーン・プロジェクト」

タイトルだけで、映画化決定!

ほんと、アメリカずるいわ。U・S・A!U・S・A!

 

さて、このリンカーンプロジェクト。

 

半年で20億円の寄付を集めたそうです。

選挙って結局「お金」だもんなぁ。

ただ、このお金も比較してみないとなんともいえず。

 

*ちなみに4月の寄付金は バイデンが約43億円、

トランプ約16億円と、バイデンが圧倒的だったようです。

 

さて、先に嫌味ったらしく「当然ですね」と書いたのは、

暴君トランプだからさもありなん、という意味も当然ありますが、

共和党内の不満を噴出するためにも、

こういうプロジェクトは絶対に必要と思われるし、

(設立した人はそんなこと思ってなくて、真にトランプ嫌い!なんだろうけど・・・そこまで計算していたら凄すぎ)

どんな団体にもこういうことは「あって当然」だろうという意味です。

 

私のネタの引き出しにはヒラリーのことしかないのですが(ぽりぽり)

2012年、オバマに対するヒラリーシンパ、

2016年、ヒラリーに対するバーニーシンパも、

リンカーンプロジェクトに負けるとも劣らないパワーを持っていたと思われます。

 

 

うーーーん、

「党内の敵」。

 このことを考えると、漠然とあるモヤモヤが芽生えるんですよね。

 

前回記事にした、最高裁判事の任命に関するロムニーの話に繋がります。

 

つづく。

 

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トランプってどんな人だったっけ?と思った時に読みたい

caocao323.hatenablog.com