2020アメリカ大統領選 観察日記(期間限定)

「ヒラリー・クリントン観察日記」を一時的にタイトル変更してお届けします。

【2020大統領選】バイデン勝利宣言【小走りで登場】

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                                    AP通信

バイデンが地元デラウェアで勝利宣言を行いました。

小走りで登場して、コケやしないかとヒヤヒヤしましたが、

スピーチの声も張りがあって若返った模様。

おでこの張りはいつもの通りで、スーツがまあステキなお色。

 

スピーチの内容は専門家の話によると、とてもオーソドックスなようですが、

ミドリー的には・・・・

そのオーソドックスさがとってもよかったです。うるうる。

 

you may say I'm a dreamerなミドリーが、幼いころより観ていたアメリカのテレビドラマ、ハリウッド映画での「これぞ、アメリカの大統領!」のイメージそのものでした。

(以下、同時通訳の言葉を拾った意訳です)

 

赤い州でも青い州でもなく、アメリカ合衆国でしかない。

□人種・宗教・障がいの違いがあっても、誰も取りこぼしてはいけない。

アメリカは世界の光として、規範を持って力を示さないといけない。

□世界から尊敬される国であろう。

□今こそ、アメリカの魂を取り戻さないといけない。

□トランプに投票した人たちも、お互いに与え合おう。

□私は分断させるのではなく、団結させる大統領になる。

などなど。

 

「ふん、綺麗ごとを」って思われる方も当然多くいらっしゃると思いますが、綺麗ごとと言われても、世界のリーダーが『ユニティの空気感』をふりまいた下で、それぞれが現実的な問題で喧嘩して分断したり、仲直りしたり、またケンカしたり、でいいと思うんです。その過程を『分断の空気感』の下で行うと逃げ場がない。

 

以上のドリーマー・ミドリーの発言ですが、下記の前提に基づいていることもメモしておきます。

民主党共和党の政策的なことは、わかっていません。

□トランプに乗っ取られたから今の共和党共和党でない。確かにそうかもしれないけれど、それでも内部で反トランプ運動を展開して、政権与党の座を自ら手放すとは、もったいなさすぎると思います。

□結局この選挙の投票動機は「ラブ・トランプ」「ヘイト・トランプ」であったと思われる。つまり、ドナルド・トランプというひとりの人間が、アメリカの半数以上の人間を動かした。有権者だけの比率でみるといかばかりか。トランプの影響力には恐れおののきます。

□前言撤回、なにそれ?と思われても、自分の思いのままに動くトランプの強さには見習う点も多い。

□トランプのアメリカ・ファースト主義でいろんな問題が顕在化したからこそ、いまは癒しのバイデンが求められた(とはいえ、僅差)。トランプの4年間の意義は大きい。

などなど。

 

 

最後に、今回のバイデンのスピーチで大好きなところを。

 

アメリカを定義する一つの言葉。

それは「可能性」。

アメリカではすべての人が、

神から与えられた可能性を活かせることができる。

 

ここですね。

アメリカだけに限らずそうあってほしいですよね。

やっぱり、自分、何歳になっても

能天気な甘ちゃんだってことがよくわかりました。

はははのは!

 

●癒しの人バイデンには、ヒラリーもメロメロの巻

caocao323.hatenablog.co

 

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www.nikkei.com