【ヒラリー】民主党全国大会スピーチ。小さな女の子たちへのメッセージ。【スピーチの変わったところ、変わらないところ】
話がさかのぼりますが、民主党全国大会2日目に、
ヒラリー、サプライズのLIVE中継あり。
さて、英語を話せないミドリーが暴言吐きますが、(おい!)
ヒラリーのスピーチは、この8年間で
素晴らしくブラッシュアップされたと思います。(何様?)
いえね、聞き取れる単語が少ないだけに、よく耳にする単語には敏感になるのです。
8年前、「ヒラリーのスピーチは、I(私)ばかり」と言われていました。
「私はできます」「私が変えます」「私はこう思う」「私はこうしたい」って。
アメリカの大人気ドラマ『フレンズ』のモニカがまさにこの「わたし、わたし」で。
長年の親友チャンドラーと婚約が決まり、仲間に報告するときも
「私、結婚が決まったの!あ、私たち」
「あー楽しみだわ、私の結婚式!あ、私たちの」
で、チャンドラーほかみんな苦笑いって。
ヒラリーのスピーチもきっとこんな感じだったのかなと思います。
言うことは正論だし、立派なこと。だけどちょっと共感できない。
それが、なんということでしょう!
今回の予備選からのヒラリーときたら、
「I my me」からの「we our us」「you your you」
なんですよ。
大統領候補に指名が決ったというのに、こう ↓ ですから!!!
This is really your victory,
this is really your night.
ま、サポーターへのお礼なんですけどね。
それでも8年前だったら、多分こう↓ではなかったかと。
「皆さんの応援に心から感謝します。私、指名獲得しました!」。
それと、LIVE中継の終わりにカメラがひいて、
実はヒラリーがひとりの女の子の手をひいている様子が映ります。
(この女の子、もしかして初孫のシャーロットちゃん!? だったら、めちゃカワです!)
(違ったみたいm(__)m)
で、ヒラリーの殺し文句ですよ。
If there are any little girls out there
who stayed up late to watch,let me just say,
I may become the first woman president,
but one of you is next.
ミドリー、泣!
これには、8年前のヒラリーの敗北宣言を聞いていたミドリー、やられました。
「ガラスの天井を破ることはできなかったけど、
1,800万票(得票数)のヒビをいれることができた」
とスピーチした日。ヒラリーは確かこんなことも言ってた。
「お母さんが小さな娘を膝に抱いて、こう言える日がくる。
あなたはあなたのなりたいもの、何にでもなれる。アメリカの大統領にも」。
実はヒラリー、小学生ぐらいの時にNASAに手紙を書いたんですよ。
「宇宙飛行士になるにはどうしたらいいか」って。
で、NASAから来た返事は「NASAは女性の宇宙飛行士には興味がない」。
ミドリー、NASA好きなのに、こればかりはNASAに激おこ!ですよ。
って、こんなエピソードの数々を考えると、泣けるのもわかっていただけて?
あとは、こう、「Change!」のような単純なフレーズがひとつ欲しいところだよね。
今のままだと、物まねしにくいよね。