2020アメリカ大統領選 観察日記(期間限定)

「ヒラリー・クリントン観察日記」を一時的にタイトル変更してお届けします。

【ヒラリー】民主党全国大会スピーチ。小さな女の子たちへのメッセージ。【スピーチの変わったところ、変わらないところ】

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話がさかのぼりますが、民主党全国大会2日目に、

ヒラリー、サプライズのLIVE中継あり。

 

さて、英語を話せないミドリーが暴言吐きますが、(おい!)

ヒラリーのスピーチは、この8年間で

素晴らしくブラッシュアップされたと思います。(何様?)

 

いえね、聞き取れる単語が少ないだけに、よく耳にする単語には敏感になるのです。

 

8年前、「ヒラリーのスピーチは、I(私)ばかり」と言われていました。

「私はできます」「私が変えます」「私はこう思う」「私はこうしたい」って。

 

アメリカの大人気ドラマ『フレンズ』のモニカがまさにこの「わたし、わたし」で。

長年の親友チャンドラーと婚約が決まり、仲間に報告するときも

「私、結婚が決まったの!あ、私たち」

「あー楽しみだわ、私の結婚式!あ、私たちの」

で、チャンドラーほかみんな苦笑いって。

ヒラリーのスピーチもきっとこんな感じだったのかなと思います。

言うことは正論だし、立派なこと。だけどちょっと共感できない。

 

それが、なんということでしょう!

 

今回の予備選からのヒラリーときたら、

「I my me」からの「we our us」「you your you」

なんですよ。

大統領候補に指名が決ったというのに、こう ↓ ですから!!!

 

This is really your victory,

this is really your night.

 

ま、サポーターへのお礼なんですけどね。

それでも8年前だったら、多分こう↓ではなかったかと。

「皆さんの応援に心から感謝します。私、指名獲得しました!」。

 

それと、LIVE中継の終わりにカメラがひいて、

実はヒラリーがひとりの女の子の手をひいている様子が映ります。

(この女の子、もしかして初孫のシャーロットちゃん!? だったら、めちゃカワです!)

(違ったみたいm(__)m)

で、ヒラリーの殺し文句ですよ。

 

If there are any little girls out there

who stayed up late to watch,let me just say,

I may become the first woman president,

but one of you is next.

 

ミドリー、泣!

これには、8年前のヒラリーの敗北宣言を聞いていたミドリー、やられました。

「ガラスの天井を破ることはできなかったけど、

1,800万票(得票数)のヒビをいれることができた」

とスピーチした日。ヒラリーは確かこんなことも言ってた。

「お母さんが小さな娘を膝に抱いて、こう言える日がくる。

 あなたはあなたのなりたいもの、何にでもなれる。アメリカの大統領にも」。

 

実はヒラリー、小学生ぐらいの時にNASAに手紙を書いたんですよ。

「宇宙飛行士になるにはどうしたらいいか」って。

で、NASAから来た返事は「NASAは女性の宇宙飛行士には興味がない」。

ミドリー、NASA好きなのに、こればかりはNASAに激おこ!ですよ。

 

って、こんなエピソードの数々を考えると、泣けるのもわかっていただけて?

 

あとは、こう、「Change!」のような単純なフレーズがひとつ欲しいところだよね。

今のままだと、物まねしにくいよね。