2020アメリカ大統領選 観察日記(期間限定)

「ヒラリー・クリントン観察日記」を一時的にタイトル変更してお届けします。

ヒラリー☆大統領候補指名受諾演説 vol.4

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さて、ヒラリーの指名受諾演説の続きです。

 

トランプが壁を作るなら「こっちは橋をかけるよ」とばかり、

ポール・サイモンがライブパフォーマンスで「Bridge Over Troubled Water」を歌い、

みんなのスピーチでも「分裂」ではなく「UNITY」を、と、うたわれる。

今回の大統領選は特に相手がトランプなわけだから

党大会全体でも、ヒラリーのスピーチでも強調されるべきは、そこ、でした。

 

さらに、前記事でアップしたように、

「I my me」から「we our us」「you your you」になったヒラリーなので

ヒラリー☆スピーチの変化 - ヒラリー・クリントン観察日記*2016大統領選

 

ヒラリーのスピーチでは、メインスローガンの

「Storonger Togeher」で行こうよ!の思いがすんごく目立っていました。

 

If you believe that every man,woman & child in America has the right to affordable health care, join us!

こんな感じで

If you believe・・,join us!」

が何度も繰り返されていました。が、

この「join us!」の時のヒラリーのポーズと声がなんとも言えなかった。

なんとか言えよって、あえて言えば。うーーーーん。

 

join us!」を発する人って、カリフォルニアのビーチで、

ビーチボール持ってるビキニのパツ金のおねえちゃんとか、

ビールにフライドチキン持ってるマッチョなおにいちゃんが浮かぶんです。

そう、底抜けの明るさ!

 

しかし、この瞬間のヒラリーに、底抜けの明るさはないわけですよ。

ヒラリー、人生の最大級の大舞台だし、

「ドナルド・・・ノー、ユードント」ってシリアスに決めるわけだし。

だからどんなときも、

何を言っても笑っても、目が超マジ。

(褒めてます)

そんなこんなで、どうにもjoin us!」がぎこちなく感じて

ヒラリー頑張ってるなー(お前が言うな)と思うミドリーであったのです。

 

あ、そういえば・・・

今回、プロンプターが見られなかったんだけど、

スピーチ原稿が流れているあの透明なアクリル板。

どこか遠くにあったのかしらん。それとも、プロンプターが進化を遂げたか。

今回のスピーチ、全部頭に入っているとしたら、マジ、リスペクトなんですけど!