大統領選の楽しみ方 【1】 どういう仕組み?
苦節8年、ファーストレディー・ビルが見たい!
11月8日(現地時間)の本選まであと23日!
ヒラリーも老体(失礼!)鞭うって頑張ってることだし、
ミドリーも初老体に鞭打ってブログをマメに更新するぞー!
まずは、大統領選の仕組みをおさらい。
なんとなーく、巷で疑問に思われている声を拾っていくと・・・・
1)大統領選に出馬しているのは、ヒラリー&トランプだけか?
→いいえ、違います。他の人も立候補していますが、アメリカは2大政党制なので
「民主党」「共和党」で選出された候補者の一騎打ちになっているのです。
2)好きな候補者に投票して、得票数が多い人が勝つのかと思ったら違うの?
「大統領選は陣取り合戦」「勝者総取り」とか
「選挙人が・・・・」っていうのはどういうこと?
→ここが変わってるところで、魅力的なところです。
→全米には1億人以上の有権者がいます。投票数がヒラリー6000万票、トランプ5000万票なら、ヒラリーの勝利かといえばそうとも言えません。
総得票数に関係なく、
「選挙人」を270人以上獲得した候補が
勝者=アメリカ大統領となります。
→で、選挙人ってなんなのよ、って話ですが、
「人」って言うからややこしいと思うのです。
想像してください。
ここに538個のメダルがあります。
このメダルは、全米50州+コロンビア特別区にある基準で振り分けられています。
(ある基準についてはここでは忘れましょう)
カリフォルニアに55個、フロリダに29個、モンタナに3個、といった具合です。
さて、投票は各州ごとに行われます。
カリフォルニアの得票数が、「A候補1000万1票」「B候補が1000万票」の場合、
A候補がカリフォルニア分のメダル55個を総取りできます。
1票でも多い方が割り当てられたメダル全てを獲得。
それが「勝者総取り」です。
538個中の55個って大きいですよね。
赤=共和党、青=民主党がイメージカラーです。
そこで、赤い州は代々共和党が強い州。青い州は民主党が強い州。
スウィングステイツは、どちらに転ぶか判断がつきかねる州です。
2)の理屈で考えると、候補者は必然的に選挙人が多い州を獲りに行きたい。
とはいえ、どうやっても勝ち目がないところは見切りをつける方がいい。
例えば、ヒラリーの場合だと・・・・
テキサスは選挙人38人だけど鉄板の赤い州。
現状の支持率も「ヒラリー37vsトランプ43」。
思ったよりも善戦しているけれど、ここに力を入れるよりは、
スウィングステイツで選挙人29人のフロリダ(現状47:43)を
確実に抑えたいと思うはず。
鉄板赤い州のワイオミングなんて、選挙人3だし、現状19:54だから、
この時期に行く必要なしと判断するでしょう。
(下記の一覧表がお役に立つでしょう)
そう思って、残り20日ほどをヒラリー陣営がどこに行くか、
投票日前日はどこでスピーチするか、も、見どころですね。WKTK!
とりあえず、以上の3つのポイントを押さえておけば、
大統領選がグ~ンと楽しくなるはずです!
大統領選の仕組みについて、
ここにわかりやすく書いてありましたので、どうぞ。
大統領選は、4年に1度のお祭りです☆
あー楽しいね!