2020アメリカ大統領選 観察日記(期間限定)

「ヒラリー・クリントン観察日記」を一時的にタイトル変更してお届けします。

大統領選の楽しみ方 【1】 どういう仕組み?

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苦節8年、ファーストレディー・ビルが見たい!

 

11月8日(現地時間)の本選まであと23日!

ヒラリーも老体(失礼!)鞭うって頑張ってることだし、

ミドリーも初老体に鞭打ってブログをマメに更新するぞー!

 

まずは、大統領選の仕組みをおさらい。

なんとなーく、巷で疑問に思われている声を拾っていくと・・・・

1)大統領選に出馬しているのは、ヒラリー&トランプだけか?

→いいえ、違います。他の人も立候補していますが、アメリカは2大政党制なので

民主党」「共和党」で選出された候補者の一騎打ちになっているのです。

 

2)好きな候補者に投票して、得票数が多い人が勝つのかと思ったら違うの?

「大統領選は陣取り合戦」「勝者総取り」とか

「選挙人が・・・・」っていうのはどういうこと?

 

→ここが変わってるところで、魅力的なところです。

→全米には1億人以上の有権者がいます。投票数がヒラリー6000万票、トランプ5000万票なら、ヒラリーの勝利かといえばそうとも言えません。

 

総得票数に関係なく、

「選挙人」を270人以上獲得した候補

勝者=アメリカ大統領となります。

 

→で、選挙人ってなんなのよ、って話ですが、

「人」って言うからややこしいと思うのです。

想像してください。

ここに538個のメダルがあります。

このメダルは、全米50州+コロンビア特別区にある基準で振り分けられています。

(ある基準についてはここでは忘れましょう)

カリフォルニアに55個、フロリダに29個、モンタナに3個、といった具合です。

 

さて、投票は各州ごとに行われます。

カリフォルニアの得票数が、「A候補1000万1票」「B候補が1000万票」の場合、

候補がカリフォルニア分のメダル55個を総取りできます。

1票でも多い方が割り当てられたメダル全てを獲得。

それが「勝者総取り」です。

538個中の55個って大きいですよね。

 

3)赤い州青い州、スウィングステイツって何?

赤=共和党、青=民主党がイメージカラーです。

そこで、赤い州は代々共和党が強い州。青い州民主党が強い州。

ウィングステイツは、どちらに転ぶか判断がつきかねる州です。

 

2)の理屈で考えると、候補者は必然的に選挙人が多い州を獲りに行きたい。

とはいえ、どうやっても勝ち目がないところは見切りをつける方がいい。

 

例えば、ヒラリーの場合だと・・・・

テキサスは選挙人38人だけど鉄板の赤い州

現状の支持率も「ヒラリー37vsトランプ43」。

思ったよりも善戦しているけれど、ここに力を入れるよりは、

ウィングステイツで選挙人29人のフロリダ(現状47:43)を

確実に抑えたいと思うはず。

鉄板赤い州のワイオミングなんて、選挙人3だし、現状19:54だから、

この時期に行く必要なしと判断するでしょう。

(下記の一覧表がお役に立つでしょう)

caocao323.hatenablog.com

 

そう思って、残り20日ほどをヒラリー陣営がどこに行くか、

投票日前日はどこでスピーチするか、も、見どころですね。WKTK

 

とりあえず、以上の3つのポイントを押さえておけば、

大統領選がグ~ンと楽しくなるはずです!

 

大統領選の仕組みについて、

ここにわかりやすく書いてありましたので、どうぞ。

 

www.nhk.or.jp

 

大統領選は、4年に1度のお祭りです☆

あー楽しいね!