2020アメリカ大統領選 観察日記(期間限定)

「ヒラリー・クリントン観察日記」を一時的にタイトル変更してお届けします。

【2020アメリカ大統領選】やられたらやりかえす!バイデン返しだ!?【討論会】

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おやじギャグのタイトルを書きたかっただけで投稿の暴挙(笑)

 

アメリカ時間で9月29日が第一回討論会でした。

ミドリーは、ニュースでチラリとしか拝見していないのですが・・・

 

どのメディアの調査結果をみても、バイデン勝利。

 

「もともとの期待値が30点ぐらいだったから、すごくよくやった感がある」

⇒褒められているのか、けなされているのか。。

 

「トランプはバイデンと司会者の方をみていたけど、バイデンはトランプを相手にせず、テレビに向かって訴えかけていた」

⇒第一次安倍ちゃん内閣の時の定例会見を思い出して、いいのんか?とも思うけど。。

 

「トランプvsバイデン+司会者」

⇒案の定、「それみたことか!」とトランプがツイートしますわな。

 

「これが、世界のリーダーを決める討論だと思うとがっかり」

⇒まあ、トランプが大統領なんだから。おほほほほ。

と、香ばしい評価が並んでいます。

 

もう、いいんです、いいんです。

討論会なんて関係ないと思いますよ~。下にCNNの出典をのせます。

 

討論会の視聴者は成人全体を対象にした通常の調査よりも民主党支持者が多く、39%が民主党支持者、25%が共和党支持者を自認している。

CNN 

 

バイデンが倍返ししても、さもありなん。

視聴者も司会者も民主党優位ですもんね。

むしろ注目は・・・

受け答えの誠実さについては、バイデン氏の方が誠実だった答えた人は65%、トランプ氏の方が誠実だったと答えた人は29%だった。バイデン氏の攻撃が公平だったと答えた人は69%に上ったのに対し、トランプ氏の攻撃が公平だったと答えた人は32%にとどまった。

 

トランプが誠実(29%)で、公平(32%)。

おほほほほ。

 

ヒラリーとトランプの最終討論会の時にも愕然としましたが、

あの時も、大人と子供の会話のような討論会であったにもかかわらず、

トランプの支持率があまり落ちなかったのです。

 

今回も、トランプ、つおい!

 

トランプ推しの人たちは、トランプの話の中身はなんでもいいのです。

「強いアメリカ!USA!USA!」で話をまとめたらそれでいいのです。

 

いいなぁ。トランプ。うらやましいぞ。

 

 

www.cnn.co.jp

【2020大統領選】党内抗争。そこに愛はあるんか?【モヤる】

 

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                    Photographer: Daniel Zuchnik/WireImage

 

共有したニュースの画像がパウエル氏だったので、トップにもってきただけで他意はありません。

にしても、パウエル氏、83歳なんだ。。。。

もう、好きにしたらいいと思う。ずっとお元気でいてほしいけれど、あと50年も60年もバリバリに動けることはないんだから、

残りの人生、心残りのないようにするのが一番!!

 

好きなこと言って、好きなことをしてほしい!民主党大会へのサプライズ登場、いけてるやん!

マケイン氏がご存命だったら、ペアで登場していたことでしょう。

と、遠く日本からそう思います。

 

さて、前回、リンカーンプロジェクトについて書いていたときに

ミドリーがふと思った「党内抗争」に関するモヤモヤなんですが。。。。

前々回に急遽投稿した、RBGの後任人事の話を書いていて、

モヤモヤが少し晴れた気がします。

 

さて、どなたか共和党議員とコネクションのある方がいらしたら、

ぜひとも聞いていただきたい。

60代以下の共和党議員で、リンカーンプロジェクトに賛同している方に対してです

彼らに聞きたいのは・・・・

 

そこに、共和党への愛はあるんか?

政権与党の恩恵を手放して、いいことはあるんか?

 

 

ということです。

〈注〉ミドリーはヒラリーファンってだけで、民主党共和党のどちらがいいかはわかっていません

 

 

遠く日本で選挙権のないミドリーですが、みなさんの気持ちは痛いほどわかる(と、思う)

 

「トランプの共和党なんて、共和党であって、共和党でない!」

「トランプは猛獣すぎて、とてもコントロールできない!」

「世界が分断してしまう!」

「偉大なリンカーンに顔向けできない」

という心の叫びなのでしょうが、

 

いまトランプに反対して、

政権与党の立場を

手放してもいいのか、ってこと。

 

 

そもそもが、トランプは「思い出づくりに大統領選出馬」したみたいなもので、出馬はぶっちゃけ共和党からでも民主党からでも関係なかったと思うのですよ。

 

でも、他の共和党議員の方々は、そうでない方が大多数だと思うのです。

 

日本に住んでいると、共和党民主党の違いなんて

共和党・・・銃は賛成! 中絶は反対!

民主党・・・銃は反対! 中絶は賛成!

ぐらいしかわかりませんが、

この正反対ぶりって、すごくないですか????

 

それに、ソースがドラマしかなくてすみませんなのですが、

政権が変わったら、(当たり前だけど)ペン一本、ペーパー1枚あますことなく

ごそっと変えないといけないんでしょ。

 めんどくさいよ。

って、そこじゃなーーーい!

 

政治信条の話です。きりっ。

 

トランプが嫌いだからって、民主党に政権とられていいのですか?

ここで、政権とられたら、保守派のお年寄り人口はどんどん減っていますし、、

よほどのスーパーヒーローが登場しないと、この後、期待できないですよ。

 

上院議員ロムニーは、トランプのこと大嫌いですよ。

2016年から悪口言ってた。(笑)

 

それでも、最高裁判事をトランプ政権下で指名することにギリギリで賛成した。

当然そうするとは思っていましたが、

ロムニーはん、そこに共和党への愛はあったんやな。

 

その他の党員の方も、

トランプ反対!反対!って、そっちにエネルギー使わずに、

政権与党にいる間に、利用できる利権でも忖度でもなんでも使って、

ひとつでも多くの法案通すことにエネルギーを使うのが

政治家ってもんじゃないでしょうか。

 

日本の政治家の皆様も、よろしくお願いしますよ。

以上、ミドリーのモヤり劇場でした。

 

さあ、今日は討論会。

 

 

 

 

 

 

www.bloomberg.co.jp

 

 

【2020大統領選】リンカーンプロジェクトとは【モヤる】

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Creative commons

2019年12月のことですが、トランプの身内から強力な「反トランプ派」が誕生しています。

トランプ政権を批判する動画を配信し、動画再生回数はひと月で10億回。

ツイッターのフォロワーは200万人を超えているそうなんですが、

リンカーン・プロジェクト」

って言うんですって。*ニュースは下記に

 

第16代大統領エイブラハム・リンカーンは、アメリカを分断から救った大統領。かたやトランプはアメリカに分断をもたらした大統領(ともに共和党)。

メイク・共和党・グレイト・アゲイン!

ということでしょうか。

 

プロジェクトの顧問は6人。うち1人は2016年トランプの選対本部長だったケリーアンコンウェイ上級顧問のご主人ジョージ・コンウェイ氏。

ケリーアンさんは8月末に上級顧問を辞任しているのですよ。

まんま、アメリカのドラマじゃないですか!

 

 

民主党大会に、コリン・パウエル国務長官もサプライズで登場しましたし、トランプに近い人、トランプの情報を近くでキャッチできる人ほど、トランプから離れているのは事実だし。。。。だから、トランプ一族の絆はより強まってるっていう、ね。

 

それにしても、ネーミングがかっこいい!

リンカーン・プロジェクト」

タイトルだけで、映画化決定!

ほんと、アメリカずるいわ。U・S・A!U・S・A!

 

さて、このリンカーンプロジェクト。

 

半年で20億円の寄付を集めたそうです。

選挙って結局「お金」だもんなぁ。

ただ、このお金も比較してみないとなんともいえず。

 

*ちなみに4月の寄付金は バイデンが約43億円、

トランプ約16億円と、バイデンが圧倒的だったようです。

 

さて、先に嫌味ったらしく「当然ですね」と書いたのは、

暴君トランプだからさもありなん、という意味も当然ありますが、

共和党内の不満を噴出するためにも、

こういうプロジェクトは絶対に必要と思われるし、

(設立した人はそんなこと思ってなくて、真にトランプ嫌い!なんだろうけど・・・そこまで計算していたら凄すぎ)

どんな団体にもこういうことは「あって当然」だろうという意味です。

 

私のネタの引き出しにはヒラリーのことしかないのですが(ぽりぽり)

2012年、オバマに対するヒラリーシンパ、

2016年、ヒラリーに対するバーニーシンパも、

リンカーンプロジェクトに負けるとも劣らないパワーを持っていたと思われます。

 

 

うーーーん、

「党内の敵」。

 このことを考えると、漠然とあるモヤモヤが芽生えるんですよね。

 

前回記事にした、最高裁判事の任命に関するロムニーの話に繋がります。

 

つづく。

 

www.jiji.com

 

 

トランプってどんな人だったっけ?と思った時に読みたい

caocao323.hatenablog.com