2020アメリカ大統領選 観察日記(期間限定)

「ヒラリー・クリントン観察日記」を一時的にタイトル変更してお届けします。

【ヒラリー再集計】「本選の集計が公平だったか確認」したいのか、「再集計の公正さを確保」したいのか【印象が変わる】

えっと、昨日下記の記事を書いた者ですが、

重箱の隅をつつくようで申し訳ございません。

やっぱり、ひっかかるんですー。

【ヒラリー最新ニュース】大統領選再集計の運動。言い出したのは第三勢力でヒラリー陣営ではありません。【誤解なきよう】 - ヒラリー・クリントン観察日記*2016大統領選

 

ヒラリーの小さなペンダントまでチェックしてしまう(小姑根性の)ミドリーだけが気になることかもしれませんが、

こういう違いって、印象操作には大きく響くと思うのですよ。

なにが?っていうとですね。

 

第三勢力が言い出した今回の再集計に、

ヒラリー陣営が参加する理由についてです。

 

昨日、yahooUSA POLITICO(だったか・適当)の記事を見て、翻訳かけてなんとなくざっと読んで、日本のニュースを何本か見て照らし合わせて、なんか一番近い感じ♡と思い、適当にリンクしたのが下記の産経ニュースでした。

 


ここには、はっきりとこうあります。

(ヒラリー陣営が参加する理由として)エリアス氏は再集計の監視が目的とし「われわれはこの2週間、激戦州の票集計に外部干渉がなかったかを(公にせず)ひっそりと調査してきたが、ハッキングなどの証拠が見つからず、(当初は)陣営として再集計を求めるつもりはなかった」と説明した。

 

下記のロイターでも「ウィスコンシン州で再集計が決まったことを受け、手続きの公正さを確保するために再集計に参加すると説明。」とある。

これは、「再集計の手続きの公正さを確保するため=再集計の監視が目的」と同じととっていいと思います。

 

ところが、昨日の夜、ふたたびネットを検索してみると、

こういう記事もあったのです。というか、むしろ主流。


 クリントン氏の陣営の弁護士は26日、不正の証拠は見つかっていないとしながらも、「公平なやり方だったかを確認したい」として、再集計を求める動きに加わることを明らかにした。

 

う~む。これは、先に挙げた2つとはニュアンスが変わってきます。

本選そのものの開票までのステップが

公平だったかどうかを確認したい、ととれる。

 

大統領選そのものの公平性と、再集計の公平性では、

どちらを理由とするかで、ヒラリー陣営の立ち位置が変わってくると思うんだなぁ。

 

本当に、情報って、奥が深いし、怖いですね。。

ミドリー自身が、「適当にリンク」貼るのが当たり前のことになってるし。

(超右寄り、超左寄り、とんでも系は控えているつもりですが、知らずに使っているのもあるかもです。)

 

ネタ元を探るって言ったって、結局は本人の口から聞かないことにはわからない。それは不可能ですし。

さらに、英語ネイティブではない、という点で、

ネットの世界で一番幅を利かせている英語の情報を瞬時に理解できない。

 

なんのかんので(便利な言葉)

世の中に情報がいくらあふれかえっているとはいえ、

自分がピックアップしてくるのは、

自分にとって都合のいい情報なんだなぁと思いいたりました。

 

この件については、ミドリーは、自分でも意外だけれど、

「こうなったらヒラリーには最後まで、いいカッコしてもらいたい」

って気持ちのほうが大きいんだなと自分で気づきました。

 

すでにヒラリー陣営サイドで調べられることは調べたんだから、

結果は謹んで受け入れるという立ち位置です。

だから、「再集計の公正さを確保したい」という言葉が目に飛び込んだのね。

 

でも、メディアや大衆の気持ちとしては、

ヒラリー陣営が現在の結果に物申す!って、ドラマチックな方向に進んでほしい。

そういうことかもですね。その気持ちもすっごくわかりますもん!

3つのスイングステイツがヒラリーになれば結果がかわるしね。

 (12月8日訂正 ミシガン・ウィスコンシンペンシルバニアの3州でヒラリーが勝っても選挙人過半数に達しません。詳しくはこちら↓ )

【トランプやりおった】ミシガンの連邦地裁が再集計の差し止め決定。ヒラリー逆転の道は閉ざされた? - ヒラリー・クリントン観察日記*2016大統領選

 

以上、ミドリーの戯言でした。

おしまい。