置かれた場所で咲きなさい
昨年ベストセラーになった渡辺和子著「置かれた場所で咲きなさい」。
ミドリー、この言葉に感銘を受けたのが実は2008年のこと。もちろんヒラリーがらみです。当時の自分のブログ発見しました!(もうログインできない。どて。)
すっかり忘れてたけど、カテゴリーに「ヒラリー・クリントン☆」って。「☆」って。ミドリーもやるわ。先日記事にしたオバマの大統領就任式についても詳細にmemoがあったことをここにご報告いたします。
さて、ヒラリーの何がすごいって、その【不屈の精神力】です。そりゃあ、悪いことしてるかもしれません、クリントン財団が最近話題だし、日本としては共和党政権になったほうがいいとも聞きます。でもね、そういうの横において、彼女のメンタルの強さには見習うところが多すぎなのです。
男女雇用均等法以降を生きる女子のお手本になるお! いや、性別関係ないね。
アメリカ大統領選の予備選、本選で接戦の上敗れた候補者はメンタルをやられるといいます(ソースは私の頭の中)。メンタルやられなくてもアル・ゴアみたいに政治からは足を洗うのが常。そりゃそうだと思う。もうこりごりでしょうよ。
オバマとのあの戦いに敗れたヒラリーの燃え尽き症候群具合は、私なんかが語るのは恐れ多い。浅田の真央ちゃんならいいかもだけど、きっと真央ちゃんはヒラリーのこと1ミリも興味ないと思う(笑。
あー思い出すヒラリー敗北宣言の日。
あれから8年!(ココ、きみまろが言うところ)
8年たったいまも思い出します。敗北宣言を行う会場はクリントン家の近くだったから、家を出るところからCNNは中継してた。だけどヒラリーがなかなか出てこない。定時になっても出てこない。全米がそわそわしたよ。私も東京でそわそわしてた。
私は想像したよ。クリントン家の広いリビングがシッチャカメッチャカになってる様子を。ミドリーがヒラリーなら、ビルにはもちろんぬいぐるみを投げつけていたもの! 泣きはらした目に氷嚢あててお下劣な言葉を吐き続けても当然よ。ビルもチェルシーもお手上げだわよ。
それでもその日のヒラリーには「民主党をひとつにする!」という大きな役目が与えられていたんだよねー。
実質の大統領選と言われた予備選で、真っ二つに割れしまった民主党をひとつにする。そのためには、ヒラリーの口から笑顔で「(憎っくき)オバマを応援しましょー(にっこり)」と言わないといけない。
んな、酷な。
去年私は半沢直樹にやられた大和田部長の土下座をみたけどね、ドラマも役者さんも大好きだけどね。あの時のヒラリーの無念さは、そりゃ、悪いけど大和田部長の比じゃないよ。
ガラスの仮面をつけるのに、定時にスタートなんてできやしないさ! そりゃそうだよ。月影先生は許さなくても、ミドリーは許すよ。
そんなこんなでいろんな思いをガラスの仮面に隠した上での敗北宣言も素晴らしかったのですが、本日のテーマは「置かれた場所で咲きなさい」でしたね。
オバマは副大統領候補にバイデンを指名し、マケインとの戦いに勝利。
ヒラリーを国務長官に指名したんです。彼女の国際的な知名度を買ってね。ヒラリーがオバマ陣営に入るということは、4年後の大統領選には出馬しないってこと。そこで、上のスクショにあるFOXのインタビューになるわけです。
そこでミドリー、やっぱりヒラリーは普通じゃないと思うわけです。
信仰に裏付けされた「使命感」を感じちゃうわけです。さらに、使命感ではあるけど、その根本にあるのは「好き」なんだろうな「政治」が、と思うわけです。政治を語る人ではなく、あくまで実行する人=為政者としての自分が。
だから、オバマに負けて「やってらんねぇよ!」と、たとえやさぐれた時があったとしても(注:ミドリーの妄想)、結局は決断⇒実行できる立場をとる。
恐れ入るんです。このパワーには本当に恐れ入るんです。
国務長官として今までの誰よりも世界を飛び回ったヒラリー。地球38周分だって!置かれた場所でオバマの期待以上に咲き誇った。
私たちも咲かねばー。おー!